胃潰瘍の好発部位
胃潰瘍は、胃の中にできる潰瘍です。
では、どの部分にできやすいのでしょうか?
一般に、病気になりやすい部位のことを、好発部位と呼びます。
胃潰瘍の場合は、胃角と呼ばれるところです。
胃角は、胃の真ん中付近の、くびれたところになります。
イメージとしては、ひらがなの「し」の曲がった部分の内側の方ということです。
どうして胃角にできやすいのかはわかりません。
しかし、できやすい部分があるということは、発見しやすいとも言えます。
内視鏡などで見るときに、その部分を集中的に検査すればよいからです。
胃潰瘍の他に、十二指腸潰瘍が似たような病気です。
しかし、十二指腸潰瘍の場合は、球部と呼ばれるところにできます。
胃と十二指腸の間は、幽門という部分で少し狭くなっています。
その後の十二指腸への入り口の球状になった部分が球部なのです。
胃潰瘍と十二指腸潰瘍の見分け方がありますので、紹介しましょう。
まず、自覚症状は、ほとんど変わりません。
腹痛や胸やけがすることが多く、進行していくと吐血や下血になります。
見分ける方法は、腹痛が起こるタイミングです。
食後に起きるのであれば、胃潰瘍が多いようです。
また、空腹のときや夜中に痛くなるのであれば、十二指腸潰瘍と考えられます。
いずれにしても、安易に自分で確定させることはできません。
ですから、病院に行くしかありません。
内視鏡で検査してもらえば、一目瞭然なのです。
腹痛を放置しておくと、吐血などの事態になります。
そうなると、入院しなければなりません。
どのような病気でも、早期発見が一番ということは、間違いありません。